みなさんこんばんは
さけばやしラジオのすぎたまです。
今日の朝窓開けたらめちゃくちゃ寒くて冬を感じましたね。
思わず「寒っ!熱燗!」って呟きました。
あ、声出したんじゃなくてTwitterのツイートのことです。
さて、今酒屋さんのWeb担当として色々やらせていただいているんですが、先日酒米を作られている農家さんの所に同行させて頂きました。
やっぱりここまでこだわりを持って作られたお米だからこそ、他とは違った力強さのあるお米が出来上がるんだなと実感した貴重な体験でした。
この記事は音声配信で配信した内容と基本的には同じですが、多少変更しています。
あとで聞き逃した内容などを確認していただいたり、画像を貼り付けたものを確認していただくのにご利用ください。
音声配信以外から来ていただいた方はぜひ音声配信で聞いていただけると嬉しいです。
【愛情と情熱の酒米づくり】米名人と呼ばれる北嶋さんとの出会い
福岡の株式会社ウイング甘木というところにいらっしゃる北嶋さんにお会いしました。
この方は食用米など色々作られている中で酒米も作ってらいっしゃいます。
もうお米に対する愛情というか、研究の情熱がすごい方で、とにかく大きい酒米を作ろうと熱心に探求されているそうで、年々粒がおっきくなっているらしいです。
粒が大きいからいいお酒とかそういうことは決してないんですが、磨いてもお米の真ん中の芯白と呼ばれる白い部分が大きいければ材料費が下がるとか、酒質として安定するとか色々メリットはありそうですね。
本当に何年も何年もかけてご本人は遊ぶっていう表現をされてましたが、色々な方法を試して作っているそうで、本当にすぐ隣の田んぼとは全く穂の色が違っていて、力強く、そしてめちゃくちゃ綺麗な日本を代表するお米の黄金色とはこのことか!っていう感動の景色でした!
※実際の山田錦の景色の写真
曇りだったので写真だとなかなか伝わらないのですが、本当に綺麗な輝きでした!
日々進化する北嶋さんの米作り
日々探究して酒米づくりをどんどん進化させていますが、この北嶋さんは色々周りの方とかにやり方を教えられたりするみたいです。
でも、普通はやらない方法だったりするので、なかなか受け入れて貰えないというか、真似してやる方が少ないそうです。
めちゃくちゃもったいないですよね。
ぼくならすぐやってみますけど笑
それぞれ今までやり続けてきた、信じてきたやり方があって、それを根底から変えるような、しかもそれが生活に響く可能性があるものだったら躊躇するのは仕方ないかなと思います。
でも信念を持ってやってるならそれでいいですけど、なんとなく前例主義的に考えずにやってるのであれば、1つでも少しずつでも変化させていくのは重要なんじゃないかなと思っています。
なんか自分の人生観みたいになってしまったんですが、他の人が躊躇するような、そういうチャレンジングなことを、本当に笑顔で楽しそうーに語ってくださる北嶋さんのこの愛情と情熱が今のお米の出来とか、その後にできる日本酒の酒質に本当に現れているんだろうなと改めて思いました。
北嶋さんの酒米を使った日本酒「庭のうぐいす kitajima ulala」
実はこの北嶋さんの作った山田錦だけで作られた特別な日本酒があります。
それが福岡県の山口酒造場でつくられている「庭のうぐいす kitajima ulala」シリーズです。
こちらは福岡県の住吉酒販さん限定で販売されています。
今シーズンはbasicとclassicというという2種類があって、先日ぼくは六本松にある住吉酒販さんの角打ちでいただきました。
本当に旨みたっぷりなのに飲みやすくて、飲んでから北嶋さんのところに行ってお話を聞いて、実際の酒米を見て、こりゃ違うわけだなと納得しました。
さっき今日は10月23日ですが、確認したところ住吉酒販さんのオンラインストアにまだclassicだけは取扱があるみたいなので、ぜひ気になった方はご購入ください。
概要欄に貼っておきます!
4合瓶720mlで1980円、送料別です。
さいごに
今回見せていただいた酒米たちでこれから造られる日本酒がどうなるのかめちゃくちゃ楽しみです!
また続報が入り次第お伝えしたいと思いますので、お楽しみに!
このさけばやしラジオではこういった日本酒にまつわるお話を中心に発信していきます。
ぜひ興味を持っていただけたらいいねやコメント、フォローをお願いします!
ではまた次回の配信でお会いしましょう。
ご視聴ありがとうございました。