みなさん日本酒飲んでますか?
本当にスタエフの色々なところで日本酒飲みますよーって声かけてもらってとても嬉しいです。
今までSNSとかでは超日本酒好き界隈でしかなかなか絡むことがなかったんですが、最近はちょっと日本酒興味あるとかそういう方ともお友達になれてとても新鮮で楽しんでます。
みなさんいつも本当にありがとうございます。
今回は日本酒の呪文を解読するということで「無濾過生原酒」の「無濾過」についてお話しようと思います。
この記事は音声配信で配信した内容と基本的には同じですが、多少変更しています。
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日本酒の呪文を解読しよう!「無濾過生原酒」って何?
今回は日本酒の呪文を解読するということで「無濾過生原酒」についてお話しようと思います。
ちょっと日本酒難しいと感じるハードルの1つとしてラベルに何書いてるか分からなからないってことがあるんじゃないかと思います。
そういう日本酒の呪文みたいなものを解読していきたいと思います。
今回の「無濾過生原酒」ですが、単語の区切りがどこにあるかわかりますか?
「無濾過生原酒」は3つの要素がくっついている言葉で
「無濾過」と「生」と「原酒」の3つです。
今回は無濾過についてお話します。
無濾過生原酒(むろかなまげんしゅ)の「無濾過」とは?
読んで字のごとくですが、無濾過はろ過してないということです。
日本酒はお米を発酵してアルコールにして作られますが、出来たあとざっくりと説明するとお米とアルコールをわけないといけません。
お米とかアルコールが混ざった発酵したままの状態のものを醪(もろみ)といいます。
で、通常は布などにその醪を充填して絞ります。
袋に入れて絞って、液体部分を取ったものが日本酒の原型ですね。
その液体を香りを整えたり、色を透明にしたりする為にろ過をする工程があります。
この工程をやらないのが無濾過になります。
濾過した日本酒と無濾過の日本酒はどう違う?
じゃあろ過したものと無濾過は何が違うかというと、香りの濃厚さとか味のフレッシュさ、色味が違います。
ろ過する時活性炭とかが使われてりするんですが、活性炭は分子レベルで色々なものを吸着します。
ろ過によって味や香りを整えるんですが、その分発酵してそのままの味や香りではなくなってしまいます。
それをろ過の工程を飛ばすことで出来たて香りや味わいをそのままある程度維持できるということです。
これが無濾過の意味になります。
「無濾過」ってついているとなんとなくいいのかなと思われるかもしれませんが、そこは善し悪しには関係ないです。
その酒蔵さんが目指している最終的な酒質、味わいに対してろ過という工程が不要だったから無濾過にしたというだけです。
無濾過と無濾過と書いていないものが同じ銘柄でもあったりするので、もし気になる方はそういう飲み比べをしていただくと面白いかなと思います。
さいごに
今回は日本酒の呪文を解読するシリーズとして「無濾過生原酒」の「無濾過」についてご紹介しました。
あと2つの「生」と「原酒」については次回以降でお話します。
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ではまた次回お会いしましょう。
最後までご視聴ありがとうございました。