北海道のほぼ中央に位置する旭川。
昔から「北の灘」と称され、品質の良い酒造りを行ってきました。
現在、旭川にあるおすすめの日本酒の中から「大雪乃蔵(たいせつのくら)」をご紹介します。
代表銘柄「大雪乃蔵(たいせつのくら)」
「大雪乃蔵(たいせつのくら)」は、平成4年に清酒販売を開始した合同酒精の看板銘柄です。
北海道産の酒造好適米にこだわり、大雪山系の清冽な名水を使い、北海道で醸造された北海道の地酒です。
すっきり冴えたキレのある味わいは、一度お試しいただきたい日本酒です。
その中から、「純米吟醸 大雪乃蔵 絹雪」をおすすめします。
北海道産酒造好適米吟風を精米歩合50%まで磨き、低温で仕込んだこの純米吟醸酒は、名前の通り絹のごとく透きとおったなめらかさと、さりげない優雅な香りが特徴のやや辛口の日本酒です。
おすすめの飲み方は、冷やです。
常温でも美味しくお飲みいただけますが、ぜひ冷やしてお飲みください。
酒造について
大正13年に旭川にて合同酒精は設立されました。
合同酒精株式会社と聞くと、「焼酎」を浮かべる方が多いのではないでしょうか。
もともとは日本酒も製造しており、同社の旭川工場で「(旭川工場の)特徴」を活かした大雪乃蔵を造っています。
小樽にあった北海道有数の種類卸「北の誉酒造(当時は野口本店)」は、旧合同酒精創立時には発起人として加わっていましたが、2007年にオエノンホールディングス(合同酒精株式会社の持株会社)傘下となり、2015年に惜しまれながら北の誉小樽工場は廃止となりました。
そんな歴史もある合同酒精ですが、「本当にうまい北海道ならではの地酒を」という想いから、北海道産米を100%使用した地酒造りをおこなっています。
また、合同酒精では酒造りの重要工程をオートメーション化し、最適な温度や湿度管理、衛生管理をしています。
季節に関係なく、常に高いレベルで均一な質を保つことを実現し、安定して生産することができます。
最新機械と高い技術力で、北海道に根ざした北海道の地酒造りをしています。
さいごに
合同酒精は、2017年3月より「大雪乃蔵」4品種のパッケージデザイン(ラベル)をリニューアルし、同中旬より全国で発売しました。
ラベルには、北海道大雪山系の山々を描き、自然をイメージさせるデザインへ変更しました。
平成24年酒造年度全国新酒監評会では金賞を受賞しています。
数量限定酒や季節限定酒も北海道産にこだわり、地域に根ざした本物の地酒造りを続けている酒造の「大雪乃蔵」をぜひご賞味ください。
【合同酒精株式会社】
北海道旭川市南4条20丁目1955番地
TEL:(0166)31-4131
参考:
- 合同酒精株式会社(http://www.oenon.jp/product/sake/taisetsunokura/)
- 旭川酒販協同組合(http://www.asahikawa-kyodo-sake.com/)
- 北海道酒造組合(http://www.hokkaido-sake.or.jp/)
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