新潟県は、日本酒の産地としては非常に有名です。
新潟県の銘柄のイメージは端麗辛口で有名です。
今回紹介する酒造の日本酒は、新潟県の典型的な味わいです。
しかし、その中でも非常に軽い口当たりで、日本酒に慣れた方に是非紹介したい銘柄です。
酒蔵の紹介
「越乃寒梅」を生産している石本酒造は、新潟県新潟市にあります。
石本酒造の創業は、明治40年、日露戦争が終結して2年後の後の年です。
酒蔵の強いこだわりは、米本来の旨みを引き出すことに追及し、食前・食中・食後にと、料理とともに最後まで飽きずに楽しめるお酒造りを目指しています。
頑なまでに追及するその姿勢は、太平洋戦争時に流行していた味わいとは真逆の姿勢で、その後、「越乃寒梅」がなどの主力商品が売れるまで貫きます。
最新銘柄紹介
今回紹介したい日本酒の銘柄は、「越乃寒梅」です。
越乃寒梅は様々な種類があり、「幻の酒」と紹介されたくらいです。
しかし紹介内容とは裏腹に、酒蔵の想いは「気軽に飲めるお酒」でありたいと考えているようです。
近年では人気が高まった影響から需要と供給のバランスが取れなくなり、銘柄によっては10,000円を超えて取引されるものもあるそうです。
そこまで人気が出た幻の酒の新たな銘柄が2016年発売されたので、是非紹介したいと思います。
越乃寒梅 純米吟醸 灑
「越乃寒梅 純米吟醸 灑」は、石本酒造で45年ぶりの新商品です。
精米歩合が55%で山田錦と新潟を代表する五百万石を原料として作られています。
癖がなく、口当たりさっぱりの、新潟ならではの日本酒です。
何度か口につけていると味も多少変化し、日を改めても楽しめるお酒です。
さっぱりしていて、軽い感じで飲めますので、冷酒で飲むことをおススメします。
青いボトルですが、通年販売している商品ですので、いつでもご購入できます。
レビューサイトでの反響も良く、おすすめの日本酒です。
「越乃寒梅 灑」特設サイト:http://koshinokanbai.co.jp/sai/index.html
石本酒造の他の銘柄
越乃寒梅の新商品を紹介しましたが、ほかの種類も販売しております。
【吟醸酒】
- 大吟醸 超特撰
- 吟醸 特撰
- 吟醸 別撰
【純米酒】
- 純米大吟醸 金無垢
- 純米大吟醸 無垢
- 普通酒 白ラベル
石本酒造で販売している日本酒は以上です。
また、焼酎や、梅酒も販売しているようですので、是非調べてみてください。
飲み方とおつまみ
越乃寒梅は10度くらいに冷やして飲むのが理想的と公式HPに記載がありました。
さっぱり辛口のお酒ですので、おつまみのおすすめは個人的には天ぷらや魚の揚げ物などがいいかと思いました。
またおつまみのレシピが公式サイトに掲載されていましたので、ご参考にご覧ください。
また、簡単にお家でできる揚げ物であればこちらもおすすめです!
まとめ
友人がこんなことを話していました。
「越乃寒梅は、父が好きなお酒の一つだった。
味覚が鋭く地元長野のお酒をこよなく愛する呑兵衛だけど、実はこのお酒は祖父に教えてもらったらしい。」
まさに世代を超えて楽しめるお酒なのだと感じました。
越乃寒梅の「越乃」は新潟ならではの名称です。
新潟の日本酒は「端麗辛口」で有名ですが、どのお酒もやはり違いがあり、新潟の日本酒だけで飲み比べをするのも面白いかと思います。
是非、ほかの新潟のお酒と比べてみてください。
全国の数ある日本酒から銘酒を探すため、知名度やラベルは一切関係なし、最終審査ではラベルを隠した状態で鑑定士に選ばれた、”本当に”実力のある日本酒が毎月届くお得な定期便「saketaku」。
月々2,980円〜、大好評のため新規会員は毎月先着150名までなので、気になる方はお早めに。