「友達に一緒に飲もうと誘われたけど、今月厳しいんだよな」
「たまには夫が大好きな日本酒を用意して、労をねぎらいたいのだけれど、日本酒に合うおつまみって高そうだから諦めようかな」
こんな悩みを抱えていませんか。
ですが、日本酒は誰でも気軽に味わうことができる日本伝統のお酒ですので、冷蔵庫にある余りものや100円ショップで販売されている食材なども十分に日本酒と相性抜群な美味しいおつまみへと変身させることができます。
そこで、今回は節約中の方にオススメの100円で購入できる日本酒とよく合うおつまみをご紹介します。
日本酒に合う人気の高いおつまみ「豆腐」!冷奴や湯豆腐で楽しむ
日本酒の定番おつまみといえば、枝豆やえいひれ、たこわさなどが挙げられますが、そのなかで最も人気の高いおつまみが「豆腐」です。
豆腐は、夏は冷酒に冷奴、冬は燗酒に湯豆腐と季節に合わせて食べ方を工夫できるところが魅力です。
カロリーも100gあたり100kcal以下と低めなので、ダイエット中の方にもオススメのおつまみです。
豆腐には「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」の2種類あり、どちらが日本酒のおつまみに相応しいのかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
- 木綿豆腐:豆乳ににがりを加えて1度固めた後、崩して圧力をかけて水分を抜いた豆腐
- 絹ごし豆腐:豆乳ににがりを加えて固めた豆腐
木綿豆腐は固めた後に崩して圧力で水分を抜き取っている分、絹ごし豆腐よりもたんぱく質やカルシウム、鉄などの栄養素の含有量が20%から30%ほど高くなっています。
ただし、木綿豆腐は絹ごし豆腐と比べて1丁あたりのカロリーが40kcalほど高めとなっていますので、ダイエット中の方や1日の摂取カロリーを抑えたい方は、木綿豆腐ではなく絹ごし豆腐を日本酒のおつまみにされるのがオススメです。
豆腐を日本酒のおつまみとする際、多くの方が「お豆腐に薬味を乗せて醤油やポン酢をかける」といったシンプルな料理で頂いていることと思います。
それ以外に冷蔵庫の余りものや調味料を活用することでシンプルな豆腐おつまみが豪華な豆腐おつまみへと生まれ変わることができます。
例えば、野菜を食べやすいサイズにカットし、崩した豆腐の上に盛り付けて上からめんつゆと砂糖、おろしにんにくを合わせた特製ダレを回しかければ栄養満点な豆腐サラダ。
納豆にカットしたオクラやすりおろした長芋を加えて醤油などで味を調えたら豆腐の上にドバっとかけたネバネバ冷奴。
豆腐に食材を組み合わせるだけで全く新しいおつまみを完成させることができます。
もし、翌日にお酒を残したくないという方は、水切りした絹ごし豆腐にオリーブオイルを掛けて塩と黒こしょうをパパッと振りかけると、二日酔い予防にもなりますし、豆腐本来の香りや味わいも堪能できるので、日本酒が進みますよ。
開けた時のワクワクも楽しめる日本酒のおつまみ「缶詰」
これまで缶詰といえば「非常食」や「生鮮食品に比べて鮮度が低そう」というイメージをお持ちの方も大勢います。
しかし、最近では「冷蔵庫に入れなくても長期保存ができる」「保存料や殺菌剤などの添加物が使われていない」「おいしさと栄養成分がギュッと凝縮されている」ことが分かり、晩御飯のおかずの材料や晩酌のおつまみとして缶詰を利用される方も増えています。
日本で缶詰が誕生したのは明治4年のことであり、当時は高級品として扱われていました。
時代の流れと共に誰でも気軽に購入することができる食品となり、さらに食の多様化や缶詰の加工技術の向上などによって肉・魚・野菜・フルーツ・お惣菜など、今では様々な種類の缶詰が誕生しています。
そんな缶詰ですが、困ったことにこの豊富なバリエーションのおかげで、いったいどの缶詰が日本酒と相性が良いのかと悩んでいる方も大勢います。
そこで、日本酒通の方がオススメする100円で購入できる絶品缶詰を3つご紹介します。
ふろふき大根【ローソン】
国産の大根と鶏肉が使用されているローソンの缶詰「ふろふき大根」は、珍しい大根の缶詰として注目を集めています。
しかもこの缶詰、大根にしっかりと味が染み込んでいるので箸もスッと入り、くちに入れた瞬間にじゅわ~と出汁の味が広がるため1度食べたら病み付きになります。
お味はちょっぴり濃い目なので日本酒などのお酒のおつまみだけではなく、ごはんのおともにもオススメです。
とりささみ【いなば】
国産鶏100%使用の低脂肪缶詰として女性を中心に人気を集めているいなばの缶詰「とりささみ」は、とっても柔らかな食感とほんのりと優しい塩気がクセになる1品です。
そのままでも十分に美味しいのですが、とりささみにオクラを加えて梅肉で和えた小鉢やささみと玉ねぎを混ぜ合わせてわさび梅醤油で味付けしたさっぱりサラダもオススメです。
さばみそ煮【いなば】
日本産のサバを使って作られているいなばの缶詰「さばみそ煮」は、若干味噌の味が強いため日本酒のおつまみとして食べる際は、銘柄や種類が限られてしまうかもしれません。
ですが、相性バッチリな日本酒がみつかってしまうと、他のさばみそ煮では満足できなくなってしまうかもしれません。
そのまま食べても十分に美味しいのですが、ひと工夫するとさらにおいしくなります。
- さばみそ煮をまるごと耐熱容器へと移し、とろけるチーズを乗せてオーブントースターでチーズが溶けるまで温めたら、仕上げに乾燥パセリを散らした洋風おつまみ
- さばみそ煮をフライパンに丸ごと入れて煮立てたら、大根おろしを加えてサッと煮てお皿に盛り付け、カイワレ大根と七味唐辛子を振りかけたサバ味噌のおろし煮
ひと手間加えてさらに美味しいおつまみへと変身させると、より晩酌が楽しくなりますよ。
【番外編】お家にある食品で簡単に作れるおつまみをご紹介
豆腐や缶詰では物足りないという方にオススメの簡単おつまみレシピをご紹介します。
お家にある食品でパパッと作れてしまうので、料理が苦手な方にもオススメです。
えのき納豆和え
えのき茸のシャキシャキ食感と納豆のねっとりとした歯触りが堪らない「えのき納豆和え」は、日本酒のおつまみにピッタリな1品です。
材料
- えのき茸:1袋
- 納豆:1パック
- めんつゆ:大さじ1杯
- お酒:大さじ1杯
作り方
- えのき茸の石附を取り、食べやすいサイズにカットします。
- 耐熱容器に①をほぐし入れ、お酒を振りかけてラップをし、電子レンジで3分ほど加熱します。
- ②を冷ましているあいだに納豆を混ぜておきましょう。
- 混ぜた納豆を器に入れ、冷めた②を加えたらしっかりかき混ぜます。
- めんつゆを加えて味を整えたら完成です。
ちくわさ
ちくわさとは、「ちくわ」と「わさび」を使ったお手軽おつまみのことです。
ガスコンロや電子レンジ、オーブントースターなどを一切使わずに作れるおつまみですので、お酒だけではちょっぴり口が寂しいなと思ったときにオススメです。
材料
- ちくわ
- わさび
- 醤油
作り方
- ちくわをお好みのサイズにカットします。
- わさびを添えたら完成です。
お好みで醤油を付けたり、わさびを醤油に溶かして頂くのもオススメです。
もう少し手が込んでいる方がいいなと思った方は、ちくわの穴に細く切ったキュウリを入れたり、ちくわを水に溶いた小麦粉をつけてカリッと揚げてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は節約中の方にオススメの100円で購入できる日本酒とよく合うおつまみをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
これまで豆腐や缶詰などの食品はスーパーやコンビニなどで購入するのが当たり前だったのですが、最近では100円ショップでも買うことができるようになり、誰でも気軽に低価格で日本酒のおつまみを楽しむことができるようになりました。
今月ピンチなお父さんや毎日夜遅くまで働いている旦那さんの労をねぎらうために晩酌を用意しようとお考えの奥さんは、この機会に100円ショップに足を運んで節約中でも楽しい晩酌の時間を提供してみませんか。
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