白糸酒造株式会社は江戸時代から続く、創業240年以上を誇る老舗酒造です。
そんな老舗酒造さんがアニメとコラボをしたことで一躍有名となりました。
そんなちょっと変わった酒造についてまとめてみました。
アニメと日本酒のコラボ!新しい日本酒の形に挑戦する白糸酒造
江戸時代、宮崎佐平治氏によって創業しました。
銘酒、上選酒「白糸」や純米吟醸酒「ようきなった」などの日本酒を作っています。
そんな白糸酒造が新たな挑戦として日本アニメとコラボをした日本酒や梅酒・柚酒を販売するようになりました。
団塊世代のお父さん達が小さい頃ハマったアニメや若者世代に人気なアニメなど、さまざまな年代の人に楽しめるよう数多くのアニメとコラボをしています。
またオリジナルの日本酒ラベルの作成も行っております。
世界で一つだけのオリジナル日本酒はお祝い事やプレゼントにおすすめです。
白糸酒造本店:629-2244 京都府宮津市江尻382
白糸酒造二条店:京都府中京区織物屋町210-1 御池黒門上ル
二条店では銘酒「白糸」の販売とアニメとコラボをした日本酒、その他のグッズの販売をしています。
江戸の歴史を感じさせる京町家が魅力的な店舗になっています。
通販で購入することもできますが、もし京都へ行くことがあれば一度寄ってみてはいかがでしょうか。
外観を見るだけでも古き京都の雰囲気を味わえてとてもオススメです。
なぜアニメとコラボしたの?
パッケージラベルは、商品の『顔』。
もっと商品を楽しんでいただこうと、白糸では、時代を反映し、オリジナルのパッケージやラベルをご用意しています。
また、『顔』と合うよう、味にも創意工夫をしております。
今もっとも愛される、『日本の文化』アニメーションと、伝統のコラボ商品をぜひ、お楽しみくださいませ。
出典:白糸酒造株式会社HP
どの銘柄のラベルでも、その土地の風土を感じさせるものや味・風味を表現した字体・絵を使って日本酒をアピールしています。
お酒造りの次に力を注いでいる、と言っても過言ではないと思います。
白糸酒造はラベルに今の流行りであるアニメのイラストを使うことで時代を表現することにしました。
日本のアニメは国内だけでなく世界中でとても人気があります。
アニメをきっかけにして日本に来る外国人、日本語を学びたいと思う外国人は年々増えています。
日本酒もそういったきっかけの一つになるのではないかと思います。
「好きなアニメの日本酒がある!ちょっと買って飲んでみよう。」というちょっとした好奇心で日本酒を手にする人達がどんどん増えてくれたらいいですね。
コラボしている主なアニメとイベント「京まふ」
進撃の巨人・黒子のバスケ・攻殻機動隊・宇宙戦艦ヤマトなど多くのアニメとコラボをしています。
日本酒以外にもアニメイラストが施された升や和菓子などの商品も同時に販売しています。
そういったアニメコラボが話題を呼び、2017年9月に行われた京都国際マンガ・アニメフェス2017でも出店されました!
今までの商品に加え、新商品の販売もするようです。
イベントには多くの人が訪れてアニメ・マンガについて盛り上がる場ですが、そこに出店することになれば更に知名度が上がります。
公の場にどんどん出て活躍をし日本酒の素晴らしさを広めていただきたいですね。
アニメ好きな人、日本酒が好きな人、気になった方は是非詳細を見て、お時間がある人は是非足を運んでみてください。
ラベル名で話題になった「最低野郎」
装甲騎兵ボトムズ(ロボット、SFアニメ・放送1983年~)の日本酒「最低野郎」はその見た目のインパクトで一躍白糸酒造を有名にさせました。
イラストがなく、ただ白いラベルに最低野郎とだけ書かれた日本酒、いったいどんな日本酒なんだと興味を誘います。
300ml、720mlの2つのサイズで販売をしており、リニューアル販売記念の木箱入りもあります。
純米吟醸酒の最低野郎は香りが高く、旨味と酸味のバランスがとれたのどごしです。
やや辛め、キリっと冷やして飲むのがオススメです。
このインパクトあるラベルの文字は装甲騎兵ボトムズの監督である高橋良輔氏によって書かれ、日本酒の味もみていただいたそうです。
名前はちょっとふざけていますが、日本酒・ラベル作りはしっかりしている一品です。
そんな最低野郎は話題にもなり日本酒としても多くの方に認められ、現在は宮津市のふるさと納税の返礼品として登録されています。(300ml×2、オリジナルラベル)
同時に販売された梅酒「赤肩」も装甲騎兵ボトムズのコラボ酒です。
こちらも気になった方は調べてみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
日本酒というと落ち着いたイメージがありますが、アニメとのコラボでより多くの人が手に取りやすい、一度飲んでみようと思えるようになっているのではないでしょうか。
古き良き歴史を守って受け継ぐことも大切なことですが、それでは今の若者離れを食い止めるのは難しい時代になっています。
新しいものとの思い切った融合が話題となり若者や海外の人の目に止まって日本酒を知ってもらう一つの方法だと思います。
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