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日本酒通がハマる隠れた銘酒!長野県のおすすめ日本酒〜渓流〜

長野県も、良質なお米の生産が可能で、多くの日本酒を生産しています。

その中でも「渓流」という日本酒は、中々の癖のあるお酒でとてもハマってしまいます。

渓流は、熟成酒が多く、味わい深い日本酒が多いので、日本酒を飲み慣れた方が夢中になる日本酒だと思います。

地元では有名ですが、全国的にはまだまだ知られていません。

そんな長野県のおすすめの「渓流」を5本厳選してご紹介します。

日本酒通がハマる隠れた銘酒「渓流」を造る遠藤酒造

渓流を造っている酒造は、長野県須坂市にある「遠藤酒造」で生産されています。

須坂市とは、県庁所在地である長野市の隣にある市で、11月~春先にかけて、寒さが厳しい地域です。

信州の菅平高原の北方にある根子岳という山から流れる湧水や伏流水を使用していて、蔵元の強いこだわりは、「醸しだし育てる」ということで、瓶の中で発酵を促すお酒造りに注目しています。

創業は140年を超え、伝統の技術とこだわりを脈々と受け継ぎ、全員がお酒に真摯に向き合っている酒造です。

HPも充実していて、テーマごとの検索機能もあり、日本酒に詳しくない方でも気軽に購入できるように工夫されています

HPには、お酒造りにかかわる人々の紹介もあるので、見てみると面白いかもしれません。

4月と9月に「蔵開き」という酒造見学イベントもあるようです!

【酒造情報】

〒382-0000

長野県須坂市大字須坂29

Tel:026-245-0117

HP:http://www.keiryu.jp/

長野県の日本酒「渓流」のおすすめ銘柄5選

「渓流」というお酒は、遠藤酒造の主銘柄です。

日本酒の「醸す」ことに観点を置いたお酒造りは、他では感じられないような魅力があります。

 

渓流 蔵囲い


遠藤酒造場 渓流 蔵囲い 720ml

遠藤酒造で一番人気の銘柄で、2014年のモンドセレクションで金賞を受賞しています。

アルコール度数は15%で、半年以上の熟成期間を設けた遠藤酒造自慢の一品です。

味わいは、半年の熟成期間があるだけに、まろやかで甘みを感じます
口当たりはキレがありますが、どんな料理でも合わせられ、単体でも存在感がある万能さがあります。

飲み方は熱燗をおすすめします。まろやかな熟成感を感じられて、初心者の方もおいしく飲んで頂けるかと思います。

渓流 古酒

 

渓流 古酒
遠藤酒造場HPより】

全国新酒鑑評会金賞、モンドセレクション4年連続金賞受賞、iTQi最優秀味覚賞三ツ星受賞と数々の評価を得ています。
お酒自体20年という長い年月をかけて熟成させた濃厚な一品です。

鮮やかな黄金色で、芳醇でウィスキーを思わせる香り、まろやかでコクのある甘みは、体に染みわたります。

日本酒好きの方にもおすすめですが、洋酒好きの方にもお勧めしたい日本酒です。

飲み方は、常温をおススメします。

口当たりは非常にまろやかで、マイルドな甘みが味の衰えを感じさせず、飽きがまったく来ません。

ワイングラスのような酒器で飲まれると視覚でも楽しめます。

コスパ最高の日本酒です。

渓流 〇〇の純米【季節限定酒】(春・夏・秋・冬)

 

渓流 春の純米
遠藤酒造場HPより】

 

渓流 夏の純米
遠藤酒造場HPより】

 

渓流 秋の純米
遠藤酒造場HPより】

 

渓流 冬の純米
遠藤酒造場HPより】

 

季節限定の限定生産の純米酒です。

季節ごとに、その季節をイメージして造られている銘柄なので、その季節を背景にした味わい、飲み方をして楽しみたい一品です。

ギフトとしても人気の商品です。

評価も高く、それぞれの銘柄も味は多少の変化がありますが、醸すことがこだわりの酒造なので、ふくよかな印象があり、コクを感じられる日本酒です。

飲み方は、夏は冷、冬は燗、秋と春には常温の飲み方がおススメです!

渓流 どむろく にごり酒


渓流 どむろく 720ml

「どむろく」って面白い名前ですよね?

正体は、昔から伝わる日本古来の伝統で作り出した「どぶろく」です。

発酵中のお酒を粗く網で越しただけの造りでにごり酒です。

昔から多くのファンがいるようで、初心者の方や比較的お酒が苦手な方でも飲むことができる程、優しい味わいに仕上がっています。

口に広がる優しい甘口で、若干発泡しているのでスッキリとした味わいがあります。
余韻も程よく残りますので、安定した旨さがあります。

発酵途中のお酒を瓶詰めしていて、遠藤酒造こだわりの醸し育てるという真骨頂が感じられる素晴らしいお酒です。

渓流 朝しぼり 出品貯蔵品

モンドセレクション11年連続で金賞を受賞している、「渓流 朝しぼり」最高の一品です。

日本酒本来の旨み、甘み、酸味を最高の状態まで引き出した通の好みとのこと。

3つのバランスがとてもしっかりしています。

朝しぼりの銘柄を3日長く低温熟成させていて、アルコール度数を20%まで高め、さらに氷冷貯蔵しているこだわりの造りです。

なんといっても驚くのが、この新聞紙に包まれた見た目です。

この理由は、光を遮断し、外気温の変化にも対応させるためのものです。

古来より伝わる、お酒を大切に扱う田舎の伝統的な保管スタイルとのことです。

味わいは、とてもフルーティーで広がる香りに、少し酸っぱいような酸味を感じる口当たりで、さらにコクが加わり、日本酒の奥深さを感じさせます。

海外の人からも人気で、入手が困難な日本酒です

飲み方はもちろん冷やして飲んでください

料理と合わせると味わいもまた引き立つお酒です。

まとめ

今回ご紹介した日本酒「渓流」は、お酒造りで醸すことに力を入れていて、日本酒の奥深い面白さをご紹介しました。

ワインのようなまろやかなコクがある味わいは、日本酒の面白さを更に広げてくれます!

お酒が苦手なかたも、飲み慣れている方も、少し変わった日本酒が飲みたくなった、是非「渓流」をお試しください。

ABOUT ME
すぎたま
日本酒メンター・福岡のきき酒師|“やさしい日本酒案内人”として日本酒をもっと気軽に楽しめるように情報をお伝えしています!|好きな銘柄は「風の森」「鳳凰美田」「田中六五」。|住吉酒販(福岡県)公認パートナー|唎酒師(ききさけし)・日本酒ナビゲーター|日本酒好き本職IT系サラリーマン|酒屋さんをはじめとするWebサイト制作やWebツール活用などのお手伝い
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